横浜は色々と思い入れのある場所だったりします。
その一つが高校時代。高校が横浜にあって、同級生で遊ぶとなると横浜によく行っていました。高校で入っていた陸上部も横浜の地区大会で、横浜の会場で、他の多くの横浜の高校と競っていました(なので横浜の高校は結構詳しい)
僕は川崎出身なのですが、横浜への憧れみたいなのがあって、中華街も港もゆずも眩しくて惹かれます(川崎は好きなのですが、やっぱり横浜お洒落ですし)
それが染み付いているのか、横浜の街を歩くと、自分には分不相応みたいな感じがします…高校卒業して結構経つのに未だにそう感じます。
高校の時に、友達の家が桜木町付近にあってたまに行っていて、自分の地元の小田急の駅と比べると大きくてすごいなって思った記憶があります。
ゆずの「桜木町」という歌があると知ったのは高校卒業してからで、あの歌のような甘酸っぱい思い出はないですが、聴くと桜木町駅の情景が思い出されます。
特に友達の家に遊びに向かうために桜木町駅に着いた楽しい気持ちと、遊び終えて桜木町駅から遠くの地元の駅まで帰らなくてはならない寂しさみたいなのを思い出します。
行機、電車などの乗り物には小さい頃からあまり興味なくて、プラモデルを集めたり、写真を見るみたいなことは少なかった気がします。ただ、船には少し興味というか憧れみたいなのがありました。
改修工事のため今は閉鎖しているのですが、山下公園にはシーバス乗り場があって、移動しながら海上から横浜の街を観光できて好きでした。
好きでした、と過去形になるのですが一応理由があります。
大学1年ぐらいの時に、年上の女性と横浜に来たことがあって、その人は社会人2年目ぐらいだったのですが、神戸に住んでいて、同じ港町つながりで横浜を見に行きたいってなったので案内することになりました。
社会人の貴重な休みを使ってわざわざ来てくれるんだから、しっかりしなきゃと思って、観光名所的な場所をネットで調べてそれでも不安だったので、横浜に下見しに行って、場所確認して、みたいなことをした記憶があります。今思うとこじらせ感ありますが、当時年上の女性と一緒に出かける経験なんてほとんどなかったので..
僕は川崎出身で、高校は横浜でしたが全然詳しくなくて、ザ横浜みたいなところしか思いつかず、気の利いた横浜コメントも言えず、あの時ほど横浜市民だったら良かったのにと思ったことはないです(別に横浜市民全員が横浜詳しいわけではないと思いますが、当時自分の不甲斐なさを出身地のせいにしていました)
あらかたの観光が終わって、山下公園からシーバス乗って横浜駅まで向かっていたのですが、勇気なくて何も言えずその日はお別れになって、その後も特に何もなくでした。
(余談ですが、『君の名』の瀧くんが奥寺先輩とデートした時の気持ちと似ていて、見返す度そのシーンは毎回心が痛みます笑。背伸びしたけれど足りなかったみたいな感じかも)
今はもう大分美化された思い出ですが、シーバスの改修工事が終わって、もし乗れるようになっても、まだ遠慮するかなという感じです。
『コクリコ坂から』に出てくる旗
共感してもらえる方がどれぐらいるか分からないのですが、ジブリの中で『コクリコ坂から』が1位・2位を争うぐらい好きです。
ちなみに『耳をすませば』も好きで、時期によって1位が入れ替わります。
ジブリの話になるといつも思うことで主観なのですが、好きなジブリの作品によって、その人のタイプみたいなのが出る気がします(ファンタジー系、日常系、冒険系など)
僕は多分、舞台があって(『コクリコ坂から』なら横浜、『耳をすませば』は多摩)、日常の延長みたいな感じで、主人公たちが悩みながらも生きていくみたいなのが好きなのかもしれない。
写真の旗は、横浜の港の見える丘公園にあります。それぞれUとWを表していて、「ご安航を祈る(安全なる航海を祈る)―I wish you a pleasant voyage」の意味のようです。
(中々風が無くて旗がたなびかなくて、やっとの思いで撮れた1枚)
#Music
#Place
コスモロック21/氷川丸/港の見える丘公園